【ワンズ・ラフのストーリー⑨:コロナ禍のやすらぎ】

2019年夏から本格営業を始めたワンコの森あそび。その翌年、2020年春からコロナ禍の行動制限が本格化します。前回のクラウドファンディング成功(2020年3月末)後にどんどん深刻になっていきました。ついに、隣にある奥伊勢フォレストピア宮川山荘も長期休業。僕たちのフィールドだけではなく、観光地としての大台町から人が消えたのです。

その時に現れたのが、(今だから言える)ゲンキ&のんきのパラダイス!

ワンズ・ラフ自身を含めて人々が深刻な制限生活を強いられるなか、今までで一番伸びのびと遊べる環境をゲンキ&のんきは手に入れることになります。

今こうして当時のことを振り返ると、確かに毎日がフィールド整備作業とその後のゲンキ・のんきへのご褒美「森あそびタイム」でした。あぁ、確かにこの頃がゲンキが一番輝いていた時期(7歳)だった。ゲンキはとにかく川あそび命!でした。メトロノームみたいにビンビンに揺れるしっぽが今でも忘れられません。

もしかしたらあのコロナ禍は、神様がゲンキに与えてくれた、とても大切でかけがえのない時間だったのかもしれません。

ワンズ・ラフ 小田 明